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TOPコラムスーパーでECOその1
スーパーでECOその1
【フードマイレージ】
「北海道産グリーンアスパラ1束398円」
「オーストラリア産グリーンアスパラ1束198円」

どっちも美味しそう。
さぁ、あなたなら、どっちを選びますか??
買い物をするときに、選ぶ視点を変えるだけで、ECOにつながるということをご存知でしたか?

それはフードマイレージという考え方。
1994年にイギリスのティム・ラング氏が提唱した運動が始まりで、その名の通り、 「FOOD(食料)MILEAGE(輸送距離)」という意味です。
フードマイレージは、生産地から消費地までの間、食料の輸送に使うエネルギーをできるだけ削減し、 環境への負荷を減らしていこうという発想です。
近くでとれた食料のフードマイレージは小さくなり、遠くから運んだ食料は大きくなります。
私たち消費者は、スーパーなどで食料を買う時に、「フードマイレージ」を意識することで、 ECOにつながるわけです。
日本では、農林水産政策研究所が、「相手国別の食料輸入量」に「輸送距離」をかけた数値を、「フードマイレージ」と提案しています。
農林水産省の2001年の試算によると、日本のフードマイレージは、総量も国民一人当たりの量も、なんと、世界一位となっているそうです。

国産小麦の食パンを食べることは、 冬自宅のエアコンの温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができるそうです。(大地を守る会調査)
海外の食べものが日本に着くまでには、たくさんのエネルギーを使って運ばれてきます。
CO2削減というと、「省エネ」が有名ですが、実はこの「フードマイレージ」、それに負けません。
「フードマイレージ」は、食べものが運ばれてきた距離のこと。
意識して国産の食べもの、できれば地元の食べものを選ぶことで、 自分が出すCO2を減らせます。
自分のために、地球のために、嬉しい、楽しいことを♪

ちなみに、鉄道は自家用トラックの約1/50、営業用トラックの約1/7!
環境負荷の少ない輸送スタイルです。
エコレールマークがついている商品を選ぶのもECOにつながりますね!


【参考リンク】
フードマイレージキャンペーン www.food-mileage.com/
今日食べたものはどこからきたのかな。
エコレール www.rfa.or.jp/ecorailmark/
「エコレールマーク」は、鉄道貨物輸送を活用し、地球環境問題に積極的に取り組んでいる商品・企業であることを表示するマークです。


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